ゴルフのスライス対策について

アイアンは、長い番手になるほど、ロフトが少なくなり、クラブの構造としてボールがつかまりにくくなります。

 

9番アイアンは真っすぐ打てるのに、6番アイアンだとスライスしてしまうというのは、このクラブの特性と関係があります。

 

市販されているアイアンセットは、5番アイアンからピッチングウェッジまでの6本セットあるいは6番アイアンからの5本セットというのが一般的になっていますが、かつては3番アイアンからというのが普通で、プロだけでなく、一般アマチュアもロングアイアンを打ちこなすことが求められました。

当時のロングアイアンは、ヘッドの構造的にも、現代のアイアンよりさらにつかまりにくいものだったため、リーディングエッジではなく、トップブレードを目標に対してスクェアにして構えるという人も少なくなかったと言えます。

極端なやり方でも、スライスが出ない状態を作ることで、徐々に苦手意識が払拭され、スウィング自体が改善する効果が期待できるからです。

そうして、構え方ではなくて、スウィングでボールをつかまえられるようになってきたら、少しずつリーディングエッジをスクェアにして構えるように修正していくと良いです。