人生で初めてゴルフを体験して鮮明に残っていること

初めてゴルフクラブを手にしたのは30代になってからで、ゴルフクラブの種類や使い方も全く知りませんでした。


まだバブルの余韻が残っている時代で近所の人の中にもゴルフバッグを持っている人が増えている頃でした。


その時は友人と二人でゴルフ練習場へ行ったのですが、どのクラブを選んだらいいのか分からないのでボールに当てることができそうなアイアンを借りることにしました。


友人はウッドを借りていましたが人が多かったので1階と2階に分かれてプレーをすることになりました。


あの頃は自分でボールをセットしなければならなかったので面倒に感じたことを覚えています。初めての経験なのでボールをどこに置いてどの位置に立ってクラブを振ればいいのかさえ分かりませんでした。


最初はボールの手前の人工芝をたたいたり、ボールの上をかすったりしましたが慣れてくるうちにボールが前に飛ぶようになりました。


こうなると距離を伸ばした意欲が出てきて思い切り振ったクラブがボールにかすりもしないようになってしまいました。


ボールと悪戦苦闘している間に時々2階からボールが落ちてくることに気が付きました。


落ちてくる位置から推測すると友人がいる場所のようだったので、帰りに聞いてみるとやはり友人が落としていたことが分かりました。


クラブを振るときに素振りをしたらボールに当たってしまって落ちていたことが分かりました。


初めての経験で気持ちのいい汗をかくことができたので良い思い出になっています。